こんにちは、Kentoです!
職場で怒鳴る人がいるって、かなりストレスですよね。
『怒鳴らなくても聞こえるよ』その一言を伝えられたら楽なのに、立場上言えないのがイヤですよね。
怒鳴る人への一番の対処方法は、平常心をたもって平然を装うことです。
怒鳴られてもビビったり、ひるんだりしなければ、怒鳴る人も効果がないと諦めるでしょう。
冷静に受け答えされたら、熱くなってる自分がバカらしくなるかもしれません。
ただ、分っていても怒鳴る人を前に冷静でいるって簡単ではないんですよね。
私の場合は、相手の声で感情を察知する傾向があるので、怒鳴り声はすごく苦手です。
テレビドラマのケンカや怒鳴り声だけで、不快に感じるほどです。
でも、この記事で紹介する方法を実践してもらえば、怒鳴る人を前にしても平常心を保てますよ。
私のように、相手の声で必要以上に感情を察知して反応してしまう人でも大丈夫です。
紹介していきますね!
職場で怒鳴られると、心拍数が上がって呼吸が荒くなってしまう!深呼吸を意識しよう!
怒鳴られてビビったり、萎縮してしまう状態とは、どんな状態でしょうか。
まず注目したいのが、心拍数が上がって呼吸が速く浅くなってしまうことです。
ちょうど、大勢の人の前に立って話すときのように緊張状態になってしまいます。
まずは、呼吸を意識してみましょう。深呼吸です。
鼻でゆっくりと吸って、お腹に空気をため込んで、口から吸うとき以上にゆっくり吐きます。
深呼吸は自分の精神状態を落ち着かせるうえで、すごく効果的です。甘く見ないで下さいね。
呼吸を深くゆっくりさせると、人間の体の構造上、リラックスします。
深呼吸しながら興奮状態であり続けることはできないんですよ。
ちょうど、笑顔で鼻歌を歌ってスキップしながら、落ち込み続けることができないのと一緒です。
深呼吸をすれば、心拍数や呼吸の荒さも落ち着いてきます。平常心に戻れます。
呼吸は意識と無意識の境界にあるからです。
呼吸を意識すれば、無意識に対してアプローチできるってことです。
心拍数や呼吸の荒さといった無意識の反応に対しても、効果があるのです。
同時に、呼吸に対して意識を向けることは、怒鳴る上司から意識をそらすことになります。
怒鳴られて不安になっているときは、相手に意識を集中させすぎてしまっているときなんですよ。
言い方を変えれば、気がつかないうちに怒鳴る人の怖さを全神経を集中させて、感じてしまっているのです。
深呼吸に集中して、呼吸を意識することで、自分の意識の一部を怒鳴る人からそらすことができます。
結果、怒鳴る人に対する恐れは半減しますよ。
職場で怒鳴られても、背筋を伸ばして胸を張って、いい姿勢を意識しよう!
怒鳴られて萎縮してしまうと、縮こまった姿勢になってしまいますよね。
そうなると、精神的に不安定になって、怒鳴る人の怖さにのまれてしまいます。
怒鳴られても、背筋を伸ばして胸を張った姿勢を保つことを意識しましょう。
姿勢と人の精神状態はかなり密接に繋がっています。
つまり、姿勢を意識することが感情や精神状態のコントロールに繋がるのです。
余談ですが、人の精神状態は使っているスペース、空間を見ると分ります。
たとえば、落ち込んで自信を無くした人は、部屋の隅で体育座りをするイメージがありませんか。
精神状態が不安定だと、無意識に人は縮こまってスペースを小さくとります。
一方、自信に溢れている人は大きくスペースを使って自分を大きく見せようとします。
実際、両手を広げて自分を大きく見せるようなポーズをとると、気持ちが前向きになりますよ。
自信がある人は背筋を伸ばして胸を張って、大きなスペースを使います。
その結果、周りの人からも自信があって堂々として印象になりますよ。
怒鳴られても、縮こまらずに自分のスペースを大きくとることを意識しましょう。
怖いと感じると自分が小さくなったイメージをしてしまいますが、あえて大きくなったイメージをします。
そのためにも、背筋とを伸ばして胸を張って、堂々とした姿勢だけは貫きましょう。
職場で怒鳴る人は、姿勢を崩さない相手を前にすると、怒鳴っても威圧できないと感じます。
さらに、周りの人は怒鳴られても堂々とする姿に、頼もしさを感じますよ。
たとえ、失敗して怒られている時でも姿勢を縮こまらせて、落ち込んでいる姿を見せないことは大切です。
落ち込んで自信なさそうな態度を見せてしまうと、仕事を任せる人は不安になります。
『もう二度と同じミスはしません。申し訳ありませんでした』
結局、失敗したら、こう言いますよね。この言葉を信じてもらうためにも、良い姿勢を保ちましょう。
二度と同じミスはしない自信があるのだと、相手は感じますよ。
職場で怒鳴られても、視線は水平よりも上を保とう!できれば、相手の目を見よう!
自信がなさそうに見えてしまう原因は、姿勢だけではありません。
実は目線も周りの人に見られています。
人は考え事、自分と心の中で対話するときに、目線を下に向ける傾向があります。
怒鳴られながら質問されると、考えて視線を下に向けてしまいがちですが・・。
視線を下に向けてしまうと、ビビっている印象を相手に与えてしまいます。自信もなさそうに見えます。
攻撃的な人は、相手がビビったりひるんだ様子をみせると追い打ちをかけてきます。
ちょうど、犬とかクマなどの動物が背中を見せて逃げると追いかけてくるのと一緒ですね。
相手が恐れているのが分かると、余計に攻撃性を増します。
怒鳴る人を調子にのせないためにも、視線は常にやや上に向けることを意識しましょう。
視線を水平よりもやや上に保つことは、自分の精神状態を保つ効果もあります。
やっぱり、下ばかり向いていると、気持ちもネガティブになってしまいます。
怒鳴られている時だけでなく、笑顔で視線をやや上に向けることを意識しましょう。
気持ちが前向きでポジティブになれば、世の中の捉え方が変わってきます。
『自己変革の法則』にもあるように、小さな事を意識することって大事ですよ。
態度が変われば、行動が変わり
行動が変われば、習慣が変わり
習慣が変われば、人格が変わり
人格が変われば、運命が変わる
個人的に好きなので、『自己変革の法則』紹介してみました!
呼吸も姿勢も目線も、平常心を保ち、自信を築くためには大切なポイントです。
普段から平常心を保つために意識しつつ、怒鳴られるときは普段の練習結果を試すテストだと思って臨みましょう。
【裏技】怒鳴る人の意識をそらすために、質問をなげかけてみよう!
アンガーマネジメント(怒りをコントロールする技術)って知ってますか?
それによると、怒っている人は自分を見失っている状態だと言われていますよ。
怒りのあまり我を失って、自分が怒っているという客観的な視点を失った状態なのです。
なので、常に自分を客観的に見る視点を身につければ、怒りのコントロールができるようになります。
『自分は今、怒っているんだ』冷静に認識する余裕があれば、怒りも半減しますよ。
客観的な視点をもうことで、怒りから意識をそらすためのテクニックですね。
同じ原理を利用して、怒りの意識をそらすために、質問をするというのがあります。
『一体、どう責任をとってくれるんだ!!!』
『そこをぜひ、お聞きしたいです。責任をとるために、私は何ができるでしょう!?』
『そうだな・・・。それじゃあ、まずは~~』
こんな感じで質問から会話をしているうちに、相手の怒りがおさまってしまうのです。
信じられませんか?でも、あなたにもきっと経験がありますよ!
たとえば、怒鳴りあっていても、相手の主張について考えていたら怒りがおさまった経験ってありませんか?
『なんで、こんなことをしたんだ?』
そう怒鳴ったら、相手が自分の考えを主張してきたとしましょう。
そういう考え方もあるか。相手も自分なりに頭を使ってたのか。なるほどな・・。
いろいろ思考しているうちに、冷静になっていたことってありませんか?
人は怒りながら、ゴチャゴチャと考えることはできません。
思考しているときは、脳の怒りとは無関係な部分を使います。
結果、意識をそらすことになり、怒りがクールダウンするのです。
怒っている自分に質問を投げかけても効果があるので、試しに使ってみて下さいね!
このテクニックが効果的かどうかは、職場で怒鳴る人の、人間としての器量によりますね。
相手の言葉に耳を傾けるだけの器量があれば、効果があります。
ただ、感情的になって怒鳴り散らすだけの、幼児のように精神的に未熟な人には効果が薄いでしょう。
『口答えするな!』そんな言葉を普段から口にする人には、やめた方がいいかもしれません。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!