こんにちは、Kentoです!
許さない人って困りますよね。
『こだわっても仕方がないでしょ?』
『あなたには関係ないよ』
『どっちでもいいじゃない』
そう言ったところで、そのこだわりを捨ててくれません。
許せないと頑なに訴え続けるのです。
普通の人は、許さないと疲れるってことを分かっていますよね。
感覚的に、自分の脳や心に良くないことも分かるでしょう。
許さないってことは、本人が一番損をしているのです。
だから、普通の人はなるべく『許した方がいい』と心がけます。
そうして、どんどん許せることを増やしていきます。生きやすくなりますよね。
でも、許さないと突っかかってくる人っています。
身近な存在だと困ってしまいますよね・・。
この記事では、許さない人の心理と対応について紹介していきます。
読んでくれたあなたの心が少しでも軽くなったら嬉しいです。
許さない人の心理!白黒はっきりさせたがる理由は?
許すって白黒はっきりさせないで、あいまいなままで受け入れることだと思います。
世の中、グレーなことってたくさんあるし、場合によっては白にも黒にもなることって多いですよね。
コインの表と裏みたいに切り離せないことって、たくさんあります。
主観によって白にも黒にもなることも多いですからね。
例えば、ウソをついてはいけない、なんていい例ですよね。
幼稚園児くらいの自分の子どもがウソをついたら、どうしますか?
人から信用してもらえないリスクがあるので、子どもにはウソはダメだと教えるでしょう。
でも、誰もが大人になると本音と建て前を使い分けることになります。
子どもからみれば、矛盾してウソつきだと感じるほどですよね。笑
ウソをついた方が良いケースってたくさんありますから。
実際、有給休暇をとる理由だって『ダルくて仕事をする気分ではないので』と本音でも言わないですよね。
とりあえず、家庭の事情とか、体調不良とか、無難な理由を使います。
こんな感じで、白黒はっきりできないことって世の中にはたくさんあります。
ただ、許さない人の場合は、白黒というか、正しい、正しくないで判断しようとします。
そして、意見や考えが受け入れられないと、自分は正しくないと言われたように感じます。
感情的になって、相手を許さないとムキになって怒り出します。
結局、自信がないんですよね。
正しいと相手が認めないと、自分は負けたとか、見下されたと極端な見方をします。
自分が上だと認めてもらえないと、安心できないわけですよ。
そのうち、正しいかを決める議論でなく、相手を言い負かすことだけが目的になってしまうのです。
許さない人の心理って、実は根深いと思うんですよね。
正しい、正しくないという議論を勝手に持ち込んできて困りますが。
実はムキになっている時は、昔の感情を呼び起こしています。
過去の満たされなかった、惨めだと感じたころの劣等感の感情を持ち出してくるのです。
どんな出来事があったかは、本人でさえ忘れているかもしれません。
ただ、そのときの強い劣等感は残ってます。
その昔の劣等感をぶつけてくるんですよ。困りますよね。
許さない人の対応!距離をとって、相手の幸せを願うと精神的に穏やかになれる!
許さないと感情的になっている人からは、とりあえず距離をとることが大切です。
感情的になっている人の近くにいると、自分まで悪い影響を受けてしまいますからね。
不機嫌な人のそばにいると、不機嫌がうつるのと一緒です。
まずは、冷静でいるためにも、テキトーな理由をつけてその場を離れるのが大切です。
最優先にしましょう。
職場なら、『どうしても優先しないといけない仕事があって』と言って逃げるのもアリですね。
相手がウソだと思っても、ウソかどうか確認してこなければ、使える手段です。笑
相手も感情をぶつける対象が離れれば、冷静になるきっかけを得ることができます。
自分の言動を客観的に振り返って、勝手にクールダウンしてくれるのでオススメの方法ですよ。
距離をとればお互いに冷静になれるので、大人な対応もできるでしょう。
相手に勝ちを譲ることも、簡単にできるようになりますよ。
相手を負かしても、ただの自己満足で相手に恨まれるだけだと思えますからね。
心に余裕が生まれます。
許さない人は嫌いだ。近寄りたくないと考えてしまうかもしれません。
でも、そう思うと相手のいる環境そのものが嫌いになってしまいますよ。
例えば、職場。許さない人が一人いるだけで、職場がイヤになってきます。
でも、もったいないですよね。
このイヤな感情、どうにかならないものかと考えました。
一番効果があったのは、相手の幸せを願うことでした。
『ありがとう』『感謝しています』そんな気持ちを相手に向けると、驚くほど心が穏やかになります。
思っていなくても大丈夫ですよ。
『ありがとう』と許さない人のことを思いながら口にしてみましょう。
100回言うくらい3分あれば十分です。
やってみると、気持ちが楽になりますよ。
嫌いな人のいい面に意識を向けるコツですね。
『ありがとう』と言っていると、嫌いな人に感謝した昔のことを思い出せます。
許さない人と離れられない!そんなとき、感情的にならないためには?
許さない人が身近な人だと辛いですよね。
実は私の場合は母親でした。
私と母親の考えや主張が違うとすぐに感情的になります。
『お母さんが間違ってるって言いたいのか』
『普通なら、こうなんだ』『みんな、こうだって言ってるよ』
そうやって、自分の考えをムリヤリ押しつけてきます。
『普通ってただの概念だよ。結局、お母さんの主観に過ぎないんだ』
『普通でなくていいよ、自分は変わり者でいいから』『別にみんなと同じでなくていいじゃない』
優しく教えてあげるのですが、全く理解してくれません。
日本語が理解できないとしか思えないレベルで分かってくれません。
説明をすればするほど、感情的になってきますね。
説得しようとしている。言いくるめようとしている。そう感じるのでしょう。
すごい剣幕で怒り出します。
それで昔は私まで感情的になってしまい、傷つけ合うような口論になりました。
どうすればいいのだろうと悩んだ時期もありましたね・・。
解決方法は、相手の主張を自分のことだと思わないことです。
『仕事ができない奴だよね、お前は!』
そう言って、上司が数人の部下を前に怒ったとしましょう。
でも、それを真に受ける人は少ないですよね。自分に対して言っていると思わないので聞き流せます。
ただ、自分一人を相手にしている時に言われたら、反論したくなりますよね。
感情的になるケースもあるかもしれません。
『仕事ができない奴だよね、お前は!』同じ言葉でも全然、結果が変わります。
自分のことだと主観的に捉えると、感情的になってしまうのです。
許さない人が感情的になったら、主観的に捉えないことが大事です。
同じ土俵に立たないこと。相手は対等に人だと思わないようにしましょう。
幼稚園児が自分のことを『バカ、アホ!』と悪口を言っても、ムキになって怒ったりしませんよね。
たとえ年上でも、母親だろうと、そんな幼稚園児みたいな存在だと思うと気が楽になります。
自分より長く生きているのに。そう思うと、やりきれない想いになりますからね。
精神的に成長できないまま、いい歳になってしまったのだと考えましょう。
実際、精神的に成長できないまま、いい歳になってしまった人って、かわいそうですよね。
成長には経験が大事。経験は環境によります。
環境に恵まれなかったんだと思うと、少し同情したくなります。
一歩間違って、環境が違ったら自分だって成長できなかったかもしれませんからね。
そう考えてみると、許さない人のことの幸せを願いやすいかもしれません。
離れられない関係であっても、目の前にいないときに『ありがとう』と口にしてみましょう。
心に余裕をもって接することができるようになりますよ。
余談ですが、感謝すると相手もなぜか心穏やかになってきます。
全然、根拠のない話ですよ。笑
ただ、経験的に、自分が心に余裕をもつと相手もリラックスしてくるんですよね。
離れていて、全然接点がないときでも、自分の感謝が相手に何らかの影響を与えている気がします。
不思議な話ですが、何か見えないもので繋がっているのかもしれませんね。
潜在意識、というやつでしょうか?
感謝していると、きっと、あなたも実感できますよ!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!