こんにちは、Kentoです！
あなたはどんな人生観をもって生きていますか？
自分の人生を何に例えるか？という質問について考えると、少し答えがみえてきますよ。
『修行』『楽園』『物語』『冒険』『楽しむもの』『ゲーム』『大切な人を幸せにするためのもの』
人によっていろいろ出てきます。身近な人に聞いてみると発見があって面白いです！
昔、私は人生を『修行』みたいに思っていましたが、『成長を楽しむもの』に変わりました。
きっかけは事故に遭ったことでした。人生観の変わる体験でした。
きっとこれから先も人生観は変わっていくでしょう。どんな自分になっていくのか楽しみです。
あなたは自分の人生をどんな言葉に例えますか？
この記事では私が自分の人生観を変えた事故の話を紹介していきます。
自分の人生を何に例えるか？を考えるヒントにしてもらえたら嬉しいです。
【スポンサーリンク】
人生観が変わった事故の話①自分は死なないと思ってました。
事故って突然、起きるものですね。私は高校生３年生の帰宅途中に事故に遭いました。
気がついたら救急車の中。救命救急士さんが名前など質問して、ぼんやりした頭で返答しました。
なんだか分からないけど、昨日覚えた英単語は思い出せる。頭は大丈夫みたいだな、なんて考えていました。
特にどこも痛くなかったので、事故にあった実感はありませんでした。今思えば、のんきでしたね。
当時、自転車で通勤していました。その自転車は原型がないほどグニャグニャになって処分。
顔の端を３０針も縫うケガをしました。車に衝突した時に、私の頭でフロントガラスを割って、そのガラスで切りました。
後で事故車の写真を見たときはビックリでしたね。車のフロントガラスを自分の頭でこんなに割ったなんて信じられません。
医者に聞いたら頭の打ち所が良かったみたいです。打ち所が悪かったら死んでてもおかしくなかったよ、と言われました。
さすがに、自分が死んでいたかもしれないと言われたらショックを受けましたね。
『自分は特別なんだ。自分が死ぬなんてあり得ない』
そう無意識に考えていた自分に気がつきました。
当時、自転車の運転も荒っぽかったのがその証拠。スピード出すし、周りをしっかり見ていない。
音楽を聴いて運転していたこともありました。事故に遭った後に、自分を客観的に見ると恐ろしくなりましたね。
事故に遭って『調子にのっていれば死ぬよ』と誰かに言われたような気がしました。
そんな体験から、自分の人生って何なのだろうと考えることになりました。
人生観が変わった事故の話②がんばって生きても無駄じゃないの？
自分なりに勉強をがんばってきました。運動神経は普通よりやや低め。得意なことはない。
小学校５年生の時に、友達から『Kentoって人よりすごいものないよね』と言われてショックを受けました。
その場にいた友達２人はサッカーが上手い、短距離走が速いと特技がありました。
何も言えない自分がすごく情けなくなって落ち込みました。
これが勉強をがんばるようになったきっかけです。
勉強はやり方や効率が悪くても、我慢して時間をかければ点数は伸びますからね。
当時はイヤでも辛くても我慢して机に向かうことが努力だと思っていました。
何も得意なことがないというコンプレックスから勉強ばかりしていました。
人よりいい点数をとることで、『自分は頭がいい』と優越感にひたる。当時の私のアイデンティティーでした。
いやあ、人として魅力がないですね・・・。笑
事故に遭ったときに、何かをがんばる意味って何なのだろうと考えました。
いつ死ぬか分からない。何かを必死に積み上げても、いきなり奪われるかもしれない。
それなら、努力するよりも『今を楽しむ』生き方の方がいいじゃないか。
我慢ばかりしている自分がバカらしくなりました。もっとゲームしたりテレビ見よう。
そう思わないと人生を損している気がしました。
人生観が変わった事故の話③何もしないって苦痛なんだと気がつく
しばらく勉強する気がなくなって、テレビを見ながらお菓子を食べてました。
楽しいと言えば楽しい。でも、こんな人生でいいのだろうか？疑問は頭から離れません。
『我慢してイヤなことをがんばらないと、後で苦労することになるぞ』当時は自分に言い聞かせていました。
周りの人が遊んでいるのを見てうらやましく思いましたよ。
でも、がんばれば自分は後で楽をできると信じていました。
本当は自分は、何か目標を達成することが好きなんだ。
そう思ったら人生を『修行』と捉えていた自分が少し変わりました。
この頃になって、がんばっている自分が好きだと分かりました。
目先の楽を追い求める生き方は自分には向かないらしい。
遊んでいる人を羨ましいと思うことが少なくなりました。
この頃、自分の人生観は『自分らしく生きる』ことに変わっていきました。
人生観が変わった事故の話④読書で考え方が広がる。事故に遭ったのは運が良かった？
大学生になってぼんやり過ごしていました。勉強は挫折して留年。
大学の量子力学の授業で、人生初めての『何が分からないのか分からない』を経験します。
自分には学歴を活かして研究者なんて無理！はっきり分かったので、勉強をがんばる気は失せていました。
何をがんばればいいか分からない。そんな日々は苦痛でした。
そんな残念な大学生活を送ったため、就職活動は苦戦します。就職氷河期のおかげで目が覚めました。
がんばっても報われるとは限らない。だから価値がある。大人の社会のルールを学びました。
その話はこちらの記事でまとめています！人生をつまらないと感じていた当時の自分の気づきがまとまっています！
こんにちは、Kentoです！ 毎日、自分なりにがんばって生きています。 でも、人生をつまらないと感じながら生き …
就職活動の頃に自己啓発本というジャンルを知りました。
自分の頭では一生思いつかない考え方や視点を得てワクワクしました。
事故に遭ったことは運が良かったんじゃないか？と本を読んで考え始めました。
だって、『自分は特別なんだ。自分が死ぬなんてあり得ない』という間違いに気がつけましたから。
死んで気がつく人もいるだろうに、自分は死なずに学べた。そう考えたら、自分は運が良いと思えました。
他にも、がんばる自分が好きだと気がつけた。得られたものを意識すると、事故は不幸ではなく貴重な体験だったと思えたのです。
過去の事実は変えられない。
だけど、過去をどう解釈するか。
どんな意味を持たせるかは自由です。
もちろん、もう一度事故に遭いたい？と聞かれたら、絶対イヤだと答えます。
だけど、事故に遭ったら、それを運が良かったと思えるように、何かに気がつくこと。学ぶことが大切なんだと分かりました。
人間って、すごい！たくましいな！！と感動した考え方です。
病気だって同じ。仕事を辞めることだって同じ。
不幸だと考えるのは、世の中の固定概念みたいなものです。
何も気がついたり学んだりしなければ本当にただの不幸になってしまいます。
でも、何か大切なことが分かったら、貴重な体験に変わります。
そういう考え方を得たら、私の人生は『楽しく成長するためのもの』に変わりました。
行動することが人生で一番大切なことだと考えるようになりましたね。
たとえ失敗しても何かを学んで自分に価値のある体験にすればいいと分かったのです。
この頃から積極的に恋愛経験も積むようになりました。
学生時代に彼女がいなかったのでコンプレックスでしたが、ようやく向き合えました。
こちらの記事では学んだことがまとまってます。参考にして下さいね！
彼女ができない期間が長いと、男としての自信をなくしてしまいますよね・・・。 何か自分には気がついていない欠陥が …
人生観が変わった事故の話⑤自分は生かされていると思うと感謝の人生になる
九死に一生を得た人の講演会に参加しました。
その人はどんな解釈や意味づけをしたのだろうと興味があったからです。
その方は『私には成すべきことがある。だから生かされたんだ』と語ってしました。
確かに『自分は生かされている』と思うと、ありたがい気持になります。
食事も生き物の命を頂いていると思えば美味しく味わおうと思います。周りの人にも何かしてあげたいと思いますね。
『私は生かされたんだ』という考えは、たまに思い出すようにしています。
感謝の気持ちを大事にすればストレスが軽減するなど、科学的にも証明されていますからね。
感謝の気持は大切にしていきます。
大事なことに気がつくためにずいぶん遠回りしましたね・・。そう感じたときは自分でこちらの記事を読みます。
人生をやり直したいと思った方は勇気が湧いてきますよ！お互いにがんばりましょう！
スポンサーリンク こんにちは、Kentoです！ 人生をやり直したいって考えるとき、ありますよね。後悔のない人っ …
『何かを成し遂げる』というと大げさに感じるかもしれません。
でも、『周りにとってありがたい人』になれるようにがんばって生きたいと思っています。
このブログも誰かにためになってくれたら嬉しいなと思いながら、更新に励んでいきます。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました！
