こんにちは、Kentoです!
任せた仕事が雑でいい加減な仕上がりだとイラッとしますよね。
仕事だけでなく、自分のことも大切にされていない気がして、がっかりします。
仕事を任せてもらったことを、ありがたいと少しは思って欲しいですよね。
任せた人が手直しをしたり、再チェックをするって、面倒です。
こんな雑な仕事をするんじゃ、何のために仕事を任せたのか分からん。そう言いたくなります。
雑な仕事をする人の頭の中はどうなってるんだ?そう思いませんか。
この記事では雑な仕事をする人の心理や特徴を紹介していきます。
さらには、雑な仕事をする人が素直に聞いてくれるような対処法も紹介していきますよ。
雑な仕事をする人の特徴①相手の立場に立つ、客観的な視点がない!
雑な仕事をする人は基本的に、自分に対する客観的な視点がないです。
たとえば、資料の作成が終わったら、フツーの人は1,2回見直しますよね。
ミスがないか確認するのはもちろんですが、それだけではありません。
この資料を見た人はどう思い、どう感じるだろう?
資料を作成した自分ではなく。
頭を切り替えて、資料を見る人の立場に立って考えます。
自分がもっている情報量だと、理解できるけど・・。
何も知らない相手がこの文章を読んだだけで理解できるかな?
補足説明が必要かもしれな。
そんな想像力を膨らませながら、必要なら補足説明などを加えたりします。
ただ、雑な仕事をする人は、こうやって自分の仕事を客観的に振り返る習慣がありません。
形だけ完成すれば、それで仕事の完成とみなしてしまうのです。
社内の謝れば済むような仕事はともかく、取引先との大事な仕事は任せられないですよね。
こんな雑な仕事だと相手はどう思うだろう?そんな不安がよぎったら・・。
自分でやった方がいい。そう誰もが思いますよね。
雑な仕事をする人の特徴②視野が狭く、思い込みで仕事をしてしまう!
雑な仕事をする人の特徴として、もう一つ挙げられるのが思い込みが強いことです。
自分の考えは正しい。間違っているはずがない。自分の思考はフツーなんだ。
そう無意識レベルで思い込んでいる人は、わざわざ上司に確認をしません。
下手をすると、上司に確認するなんて発想がない人もいます。
結果、仕事で大事なところと、少し手を抜いてもいいところの判断が上司とズレていることになります。
当然、しっかりと大事にして欲しいところが雑だったら、雑な仕事と上司に判断されてしまいます。
他の部分がこだわってあって、しっかりできていても、です。もったいないですよね。
『自己流は事故を起こす』なんて言いますが。
仕事は頼まれるものですからね。必ず相手の要求を意識しないといけません。
相手がどう考えるか分らないなら、しっかり質問して確かめるしかありません。
相手に雑な仕事をする人だと思われたら、確認をしっかりしなかった自分の責任。
それくらいに思わないと、相手に信頼してもらうことは難しいですよ。
もちろん、雑な仕事だと判断するポイントは人によって違ってきます。
だからこそ、相手とコミュニケーションをとって、相手の要望を明確にするのが大切になります。
余談ですが、私は自分のことを変わり者で、考え方はフツーじゃないと思っていますよ。
そう思うと、相手と確認するのは絶対に必要だと感じますからね。
というか、普通って何だって話ですよ。普通なんて、ただの概念。本当はみんな個性的なんですよ。
自分が普通じゃないと認めてしまえば、どっちが正しいとか、相手が変だと考えません。
相手の要望を聞いてすんなり受け入れられるようになります。
結果的に、相手と自分の考えをすり合わせできるので、少なくとも雑な仕事と思われないですみますよ。
雑な仕事をする人の心理は相手に甘えすぎ?
雑な仕事をする人は、結果的に相手に甘えてしまっています。
例えば、会話とかでも何を言いたいのか分りづらい人。あなたの周りにいませんか?
『何が言いたいのだろう』聞き手はそんな疑問を意識しながら聞かないといけないので負担です。
でも、話す人は気を遣われていることにすら、気づいてないことが多いですよね。
周りからみれば、明らかにできていない。でも、本人は自分はできていると信じ込んでいる。
雑な仕事をする人も同じですよね。
相手に余計な負担をかけてしまっている。つまり、相手に甘えてしまっている状況です。
わざわざ相手の欠点を指摘してあげるって、面倒くさいです。
相手に反発される。下手すれば嫌われるかもしれません。一方、見返りはありません。
ただ損をするだけ。そう感じるので、私は基本的に相手に欠点なんて教えませんね。
雑な仕事をする人って、そんな感じで人から欠点を教えてもらえないまま今に至ったのかもしれません。
『王様は裸だ!』そう言ってくれる人がいなかったのでしょう。
いやあ、自分の中にも欠点がありそうで怖いですけどね。笑
成長したい、前に進みたい。そう思ったら、現状を認めることから始まります。
ダメな自分を直視して受け入れる。かなりストレスですよね。
でも、そうしないと改善点も見えてきません。
雑な仕事をする人だと思われている。
その事実を認めないことには、改善点も見えてきません。
自分のダメな部分を直視することから逃げていると難しいですよね。
相手に甘える。自分に甘い。そんな気持ちがあると受け入れられないでしょう。
でも、雑な人には分ってもらわないといけません。
そんな自分ではダメだと、素直に向上心をもってもらわないといけないのです。
雑な仕事をする人に素直に受け入れてもらうには?
まずははっきりと『クオリティーの低い仕事をするようだと、今後も大事な仕事は任せられない』と伝えましょう。
改善する必要があることを分ってもらう必要があるからです。
このままではマズイと本気になってもらわないといけません。
厳しいこともはっきりと伝えることが大切です。
素直に聞いてもらうには、雑な人に『自分のためになるんだ』と分ってもらえるように伝えるのが大切です。
そのうえで、本音をぶつけていきましょう。
『本当はわざわざ、嫌われるようなことを言いたくない』
『一緒に仕事をするん仲でなければ、雑な仕事なんて見て見ぬ振りをしたい』
『自分の仕事だけでも精一杯なのに、指導しないといけないのは正直辛い』
実際、仕事を任されないで社歴ばかり増えてしまうと、お荷物社員になって会社に居場所がなくなりますからね。
長い目で見るほど、本人にとって悲惨な状況になることは間違いありません。
多少、不安を煽るような言い方になってしまってでも、本人のために直す意思をもってらうのが大切です。
そのうえで、根気よく指導していきましょう。
次章では、具体的な指示の仕方を紹介していきますよ。
雑な仕事をする人の対処法!指示の出し方を徹底しよう!
雑な仕事をする人には、改善点を具体的に指示しないとけません。
指導するためのポイントを紹介していきますね。
雑な仕事をその場で指摘する!
『あの時の、あの仕事のやり方は良くなかった』後から言われても、正直ピンときませんよね。
ドアの閉め方が乱暴だった。たとえば、そんなことを後から言われても困ります。
自分がやったイメージが湧かないですからね。
本人が、自分はそんなことをやったかな?と思うようでは、改善する気がおきません。
気になったことは、その場で指摘するようにしましょう。
根気よく何度も言わないと、相手は改善しない!
雑な仕事が習慣のようになっていると、1,2回言われた程度では直りません。
素直に聞き入れて反省してくれる人だと助かりますが・・。
雑な仕事をする人には少ないかもしれませんね。
分って直してもらえるまで、しつこく言うしかないです。
『前にも言ったけど』そんな前置きをするとイヤミに聞こえるので、言っても逆効果ですよ。
『ここの部分をこう直そうな』ただ、一言伝えれば相手も感情的にならずに受け入れられます。
本当に直さないといけないことほど、何度も根気よく伝えないといけませんよ。
自分以外の人間も、その仕事では満足しない可能性を経験談で伝える!
雑な仕事だと感じる理由やポイントは、人によって異なるでしょう。
だからこそ、この人はこんな点をイヤがるのではないかと具体的に解説しましょう。
分りやすく自分の経験談を交えて伝えるといいですよ。
ただの憶測だと思われると説得力がありませんが。
しっかりと根拠があることを自分の経験談を交えて伝えると、相手も納得しやすいです。
特に失敗談だと、より効果的です。
『以前、ココの部分の確認をおろそかにして、ミスしたんだ』
『取引先のあの人を怒らせて、真っ青になったことがあるんだよ』
自分と同じ失敗をしないでもらいたいから。そんな本心を伝えると、相手も素直になれますよ。
同じ仕事を自分ならどうするか具体的に教える!細分化が大事!
根本的なレベルで仕事が雑だと感じる。指摘する点が多すぎてどうしようもない。
そうなったら、自分の仕事のやり方を一から具体的に教えてしまった方が速いでしょう。
まずは自分の指示した通りに、やってくれと頼んでみましょう。
実際にやっているところを見せながら、説明すると分りやすいです。
その上で、ここまでやってみろと、仕事を細分化して指示を出してみましょう。
仕事を細かく分けられれば分けられるほど、指示が具体的になるし、チェックが簡単になりますよ。
そして、細かな指示をクリアするたびに、フィートバックをしていきましょう。
ダメ出しばかりでは、相手のモチベーションも下がっていきますので。
しっかりできた点、良かったところは褒めてあげることが大切です。
『どんどん良くなっているぞ』『頑張ってるな』『この調子だ』
たった一言でも嬉しいんですよ。心にしみるんです。
できなかったことよりも、できたことを意識して見つけるようにしましょう。
自分がしっかり成長している。そんな実感をもてるように褒めると、関係も良好に保てますよ。
細かい仕事の指示を出す余裕がなければ、意識すべきポイントを伝える!
指導する側の方が仕事量が多かったり、責任のある仕事もあるので、つきっきりで指導はできないかもしれません。
そんな時は、仕事で意識するべきポイントを伝えましょう。
たとえば、ミスが多いような雑な仕事をする人の場合は、ミスの傾向を伝えることが大事です。
『必ず3回、自分でチェックしてみてね』
雑な仕事をチェックするときに、どんな点を意識して確認するかが分れば、自分でチェックさせることもできます。
要は、自分一人で仕事ができるようになればいいので、そう意識しながらポイントをみつけましょう。
雑な仕事にある程度、妥協は必要?自分のこだわり過ぎか考えてみよう!
雑な仕事だと個人的に感じても、周りの人は大して気になっていない。そんなことありませんか?
私は正直、ありました。後輩の仕事が雑だと感じてイラッとしましたが・・・。
周りの人はそこまで気にならないようだったので、特に問題ありませんでした。
自分の仕事が丁寧過ぎた。こだわりが強すぎたか。そう素直に認めましたよ。
なんだか頑張っていたのに認めてもらえなかったような、寂しい気持ちになったのを覚えています。
同じ仕事でも面白いくらい、人によってやり方や考え方が違うのだなと改めて感じました。
そこに優劣や正しい正しくないという見方をしてしまうと、仕事で強いストレスを受けることになります。
人の仕事を必ずしも評価する必要なんてないですからね。
あぁ、もっと雑な仕事をしても良かったのか。
そう肩の力を抜いて仕事できるようになっていくことも大切ですよ。
新人や後輩からも、学べることって、きっとあるはずです。
ないと決めつけてしまえば、どんなものだって見つかりません。
年下や後輩、部下も含めた、いろいろな人からも吸収していける素直さを大事にしたいですよね。