こんにちは、Kentoです。
仕事があまりにもキツ過ぎるとき。わざと倒れてしまったら楽になれるだろうか。そう考えたこと、ありますか?
脚立に乗って重い荷物をとろうとしたとき、倒れて骨でも折ったら休めるな。私はそう思ったこと、ありますよ。
仕事による疲労と睡眠不足でフラフラだったときに、わざと倒れてしまおうかと思いました。
職場では、心ある同僚は心配をして手伝ってくれることもありました。
でも、頭のおかしい上司は、どこまで頑張っても当たり前。いくら頑張っても認めるなんて絶対にない。
小さなミスなどの、叱れる材料を見つけては、偉そうに怒鳴っていました。辛かったですよ。
この記事では、わざと倒れてしまおうかと思った体験談を紹介していきます。
読んでくれた方が、倒れる前に休む。あるいは、私が実際に行ったことを参考にしてもらえたら嬉しいです。
仕事が限界でわざと倒れるってアリ!倒れてしまえ!!
今、この仕事を失ったら、この職場で生き残れなかったら、きっと次は正社員になれない。
なんとしてでも、この会社から逃げてはいけないんだ。そう当時の私は、自分に言い聞かせていました。
転職した先がブラック過ぎて3ヶ月で退社。その後に入社した会社だったため、当時の私はこの会社しかないと信じていたのです。
こいつはどうやら、厳しくしても辞めないらしい。そう上司は思ったのでしょう。
ストレスのはけ口のように、私を扱いました。
その上司は説教している自分カッコイイ!そんな感性をしていたんですよね。
ダメ出しされ続ける日々が続き、当時の私は自信もなくなり、ただただ生きることに必死でした。
当時は休日も元気がなくて、何かやる気も起きずにぼんやりとしていました。
暗い話になってしまいましたが。今思うと、異常ですね。
私と同じように辞められない状況の同僚もいました。彼は子どもがいたからでしたが。
人手が足りなかったために、彼はインフルエンザでも働いていましたからね。
しかも、上司もインフルエンザであることを知っていて黙認していました。
いくら20代とはいえ、ホント死にかねませんよ。
私も熱が出ても働いていました。38度以上だと、マジで寿命が減っているような気がしますよ。
でも当時の私は、それが当たり前だと思っていたのです。
体調管理ができていなかった自分が悪い。他の人、上司に自分の仕事をしてもらうなんてあり得ない。
そう思い込んでいた。自分の周りに間違いだよと教えてくれる人がいなかった。
でも、違います。今の自分なら、はっきり言います。
むしろ、そうやって異常な職場を作る一員になってしまっていますよ。
経営者や上司なんてのは、仕事が回らなくなったときに、どうにかするのが仕事です。
逆に言えば、仕事が回っているうちは異常なしと捉えます。
それこそ、命を削っているんじゃないかって働き方をしていても、です。
仕事が回っているなら、それで良しなのです。
だからこそ、わざと倒れてしまうのはアリなんですよ。
そうでもしないと分からないような職場や上司なら、わざと倒れないと伝わらないでしょう。
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わざと倒れてしまうのはアリだと悟ったきっかけ!死にそうになった体験!
ある夜、運転していたときのことです。
上司から今日中にやっておけと言われた仕事があったため、休む時間が惜しかった夜。
運転しながら、気を失いました。
自分の経験的に1秒ならセーフです。無条件で車を止めて休みましょう。
2秒以上は危ない。絶対に運転してはいけない。自分が死ぬどころか、人を巻き込みかねません。
でも、その日の私は、たぶん3秒くらい気を失ってしまいました。
ハッと目が覚めたら、ハイスピードで赤信号に突き進んでいくところでした。
もう止まれない。とっさに私はアクセルを踏んで加速。
幸い、赤信号になって間もなかったため、周りの車は動いていませんでした。
そのため、明らかに止まる気配のない私の車を見て、動かずに待っていてくれたのです。
あと数秒ズレていたら大惨事だったかもしれません。今、振り返ってもゾッとしますね。
もし、あそこで死んでいたら、私は何を思うだろう。
会社が悪い。会社のせいだ。過労になるほど働かせた上司が悪い。
私の家族は必死に訴えるかもしれない。会社にダメージが与えられるかもしれない。
でも、それだけ。数年も経てば、忘れられる。誰も思い出すこともないのかも。
そう思うと、悲しいですよね。私の人生って何だったんだろう。幸せだったのかな。
結局は、自分のせい?
自分で自分という、たった一人の存在を大事に守ってあげられなかった。
自分の命以上に、大切なものなんて一つもないはずなのに。
会社を辞めて、新しい環境で、一度死んだと思って働けば、きっと未来が切り開けたはずなのに。
なんとなく、そんなことを考えるきっかけになりました。
会社を辞めることになってもいいや。そう思ったら、わざと倒れることだってアリだと思いました。
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わざと倒れるくらいなら、仕事で失敗してみては?
『仕事が限界過ぎる。仕事を減らして欲しい』上司に言いました。
でも、今まで頑張り続けていたことがNOの理由になってしまいましたね。
『今まで頑張ってこれたんだから、これからも何とか頼むよ』
この上司の言葉で、会社を辞めようかと思いました。
そう思ったら、会社で何をやってもいいだろうと開き直る気持ちになったのです。
忙しいタイミングで、わざと倒れてみようか。真剣に考えました。
そんな矢先に、取引先で私は大きな失敗をしました。いや、わざとじゃないですよ。マジで。
取引先の偉い人は、カンカンに怒っている状況。まだ、上司には報告していない。
とりあえず、私は一人ですぐに謝りに行ってみました。
『もうお前の顔なんか見たくない!さっさと帰れ!』
そう言われて、今までの頑張り全てを否定されたような気持ちになりました。
何も分かってくれないのか!という怒り。報われない結末に対する悲しみ。
いろいろな感情が渦巻いていた私は思いました。『もういいや、何もかも』
力なく帰って行きました。そして、会社に帰る途中に上司から電話が来ました。
『本当に帰るとは何事か!もういい!担当を変えてくれ!!』
激怒した取引先の偉い人から電話がきたそうです。自分が帰れって言ったのに。
こうして、私は担当を外れることになりました。仕事が減ったのです。
こうして、私はわざと倒れることなく、仕事が減って回復しました。
職場は少しずつ変わり始めました。そこそこの規模の中小企業なので、働き方改革の影響もあります。
結果論かもしれませんが。
わざと倒れるよりも、仕事で失敗して、任される仕事が減った方が良かったと感じています。
読者の方と状況が違うと思うのですが。何かの参考にしてもらえたら嬉しいです。
余談という追記。
取引先の偉い人、私のことを心配していました。
大失敗をする前の予兆を感じとって、私と上司と3人で話す場を設けてくれました。
『担当している仕事が多いんじゃないですか。あまりにも余裕がなさそうですよ』
取引先の方は、そんな言葉を投げかけてくれました。
『そうなんですよ。仕事が多すぎるんです』
そう私は言えなかったですね。上司はそんなことはないと否定していました。何も分かっていないくせに。
結局、言えないんですよね。本当のことなんて。
過労で鬱や自殺する人を守るために。どうか周りの人は本人の言うことを信用してあげないで下さい。
こんなところまで読んで下さった方、ありがとうございました!