仕事でミスして死にそうになった体験談!お金より五体満足でいたい!

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こんにちは、Kentoです!

誰もが一度くらいは、人生で死ぬかと思った経験していますかね?あなたはどうですか?

私の場合は3回くらいありました。思い出すと自分は運が良かったとつくづく感じます。

ホント、運よく拾った命です。一生懸命に生きなきゃと改めて思いますね。

死にかけるような体験をすると、自分の人生を見つめ直すきっかけになります。

 

この記事では私が仕事で死にそうになった体験談とその時に思ったことを紹介していきます。

あなたは自分の命をかけて仕事をしていますか?何か考える参考にしてもらえたら嬉しいです。

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仕事でミスして死にそうになった体験談。あやうく300㎏の下敷きになるところでした。

私が新卒で勤めた会社は事業の一つとして酸素ボンベを扱っていました。

酸素ボンベを病院に納めることで安定的な収入を得ていた会社です。

なかなかイメージ湧かないかもしれませんが、一番大きい酸素ボンベはドラム缶のサイズで、重さは300㎏になります。

 

私は平日は営業の仕事をしていました。そして、酸素ボンベを運ぶ仕事は専任の方がトラックで納品しています。

ただ、休日は専任の方が休むので、営業が交代で酸素ボンベを配達していました。

300㎏の酸素ボンベは納品する場所の近くまでトラックで運びます。

その後、設置する場所までは斜めに傾けて転がして運ぶのです。

これはテクニックが必要ですよ。私も入社して3ヶ月は研修としてその酸素ボンベを転がしていました。

ちなみに、納品する病院の設置場所までは平坦とは限りません。

ヘコんでいるところもあれば、坂道になっている場所もあります。

そこを300㎏の酸素ボンベを転がします。傾ける向きはもちろん、自分の方。

バランスを失ったら当然、下敷きになります。命がけですね。当然、細心の注意で取り組みました。

 

でも、ある日やってしまいました。道がくぼんでいることに気がつかずにバランスを崩して、ボンベが自分に向かって来ました。

いざとなったら逃げなさいと教わっていました。でも、酸素ボンベは高価なもの。一瞬、何とかしようと思いました。

だけど、ダメ。ある程度以上に傾いてしまった300㎏は非力な私ではどうすることもできません。

なんとか逃げようとしたけれど、右足が残ってしまいました。

骨って負荷をかけられると、折れる前にきしむんですよ。

特に若いと折れないようにきしんで衝撃を逃がそうとします。

私の右足は膝のあたりでミシミシミシッと音を立てました。本当に分かるんですよ、音をしたのが!あ、ヤバイ!!

 

7月の暑い日だったのが幸いしました。体が温まっていたので思うように動きました。

なんとか、足の骨がミシミシ音を立てた瞬間に、足を引き抜くことができて無傷ですみました。

これが冬で体が冷えていたら、体が思うように動かずにアウトだったでしょうね・・・。

私は本当に運が良かったです。

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仕事でミスして死にそうになった。でも、やりたくないとは言えないでしょ。

死ぬかと思った体験でした。ラッキー、危なかったで済ませられる私ではありません。

無傷だったからいいや、とは思えません。次に同じことがあったらアウトかもしれませんからね。

仕事を終えてから、この体験から学べることは何だろうと考えました。原因についても考えました。

私が考えた事故の原因
・疲れていた。その自覚は少しあった
・不注意だった
・経験値と技術の不足

休まないといけないほど疲れていませんでした。不注意が一番の理由だと思います。

しかし、経験値が蓄積されるまで自分は生き残れるのだろうか・・。

いや、そもそもベテランだって不注意でミスをするかもしれない。

結局、どこまでいっても危険と隣り合わせで仕事するしかないのか。考えるほど恐くなりましたね。

死ぬかと思ったので、もうこの仕事はやりたくありません。

それは社内で言えそうにありませんでした。

みんな同じリスクを背負って、休日に交代で仕事しているのです。

自分だけ特別扱いしてくれ、と言うのは会社に居場所がなくなるような気がしました。

言えば特別な対応をしてくれるかもしれません。でも、人間関係が気まずくなるのは避けられないでしょう。

新卒だった私。その先、40年以上この会社で命がけで仕事をするのかと思うと気が遠くなりました。

 

ある日、モヤモヤした日々を過ごしていたら、本社から、ちょっと偉いおじさんがやってきました。

なぜか私に同行することになったので、こんな仕事してますと説明しながら一緒に一日過ごしました。

そのおじさんは昔、300㎏の酸素ボンベの下敷きになった経験がありました。

話をしながらスーツをめくって右足を見せてくれた時に衝撃を受けましたね。

足のすねとふくらはぎの辺りが、えぐれて一部ないのです。大きくヘコんでいました。

心臓がバクバクしているのを感じます。あぁ、自分の右足はあの時、運が悪かったらこうなっていたのか・・・。

自分の足が無傷であることが、すごくありがたいと感じました。

 

『よくフツーに歩けますね』思わず言ってしまいました。ぱっと見るとそんな足だなんて誰も思いません。

『まあね、でも、走れないんだ』おじさんの返答が私にはショッキングでした。

私の趣味はジョギングだったからです。走れない自分を想像できませんでしたよ・・。

この人と自分は違う。きっと自分は大丈夫だろうと楽観的に思えませんでした。

私自身、死にそうになった経験があったからです。自分の人生について考える貴重な体験になりました。詳細はこちらです!


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仕事でミスして死にそうになって考えた。仕事ってただの手段だよね。

休日出勤すると手当で一日、12000円稼げました。

学生時代に時給900円のラーメン屋で働いていた自分には嬉しい話です。

働くのは8時間と考えれば、時給1500円。テンションが上がりましたね。

肉体的にもラーメン屋より楽だ!なんていい仕事だ!とマジで思っていました。

休日に出勤して晩ご飯に焼き肉やお寿司を食べても、たっぷりおつりが来るぞ!とか考える単純なやつでした。

 

仕事でミスして死にそうになった後は、冷静に考えるとアブナイよなと感じました。

結局、仕事は手段です。仕事のために生きているわけではありません。

お金だってそれ自体に価値はありません。使って楽しめる自分がいてこそです。

社会人になって、ただ働いているだけだと感じる方はこちらの記事をどうぞ!お金を使った体験談がまとまっています!

当時、独身でしたが家族がいたらどう思うだろうと考えました。

仮にたくさん稼いでいたとしても、ケガして仕事ができなくなったら終わりだよな・・。

そんなリスクを背負う仕事を自分はずっと続けていくのだろうか。

『生きてるだけで丸儲け』私の好きな言葉の一つです。

でも、これは受け入れるための言葉ですよね。

逃げられないことは受け入れるしかない。でも、逃げられることからは逃げるのが正しい選択です。

そして、世の中に逃げられないことなんてないんですよね。

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仕事でミスを続けるようなら自分に向いていないと受け入れるべき

新卒で入った会社には3年は勤めるべき。3年はがんばって働かないと自分がその仕事に向いているかなんて分からない。

よく言われている言葉ですね。でも、その言葉を信じて過労死する若者がいるのも事実です。

結局、いわゆる世間の常識なんて気にしても仕方がないわけですよ。

多くの人が指示する言葉や考えが正しいとは限らないわけです。

なら、『新しいことは、なるべく早く始めた方がいい』というのも正しいことですからね。

何が正しいかなんて理屈を練っても、何も前に進みません。

私たち人間は理屈よりも感情を大事に生きています。

理屈よりも感情を優先してもいいんじゃないでしょうか。仕事が恐くなったら逃げたっていいわけですよ。

それに、自分の感情なんて自分にしか分からないです。

人は自分のことだと感情を優先するけど、他人のことになると理屈を優先します。

だから、誰も分かってくれないのだろうな・・・。

 

そんなことを考えながら、転職を考え始めました。

自分の仕事が命がけだと分かった頃、私にはもう一つ大きな問題を抱えていました。

車の運転を仕事にしていますが、事故が多かったのです。こちらの記事で詳細を紹介しています!

自分に向いていないことを受け入れるって、悔しい気がしますよね。

自分に対して諦めたような気がして、なんだか自信を失うように感じるかもしれません。

でも、そんな感じで落ち込んだ当時の私に伝えたいことがあります。

自分に向いていないってのは、経験しないと分からないこと。向いてないと分かっただけ良かったじゃないか』

結局、過去に戻れない以上は、過去の経験を活かすしか、できることはありません。

なら、さっさと割り切って諦めて、次に進んでいけばいいじゃないか、という話です。

今が幸せ。なら、あの過去の体験も必要だったのだろう。

そう思える日が必ず来るから、前を向いて歩いていくしかないのが人生だと思うのです。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!

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