【裏話】営業に向いていない人の特徴!実は多いダメ営業マン!

こんにちは、Kentoです!

ルート営業の仕事を何年も続けているアラサーです。

ディーラーなので、ダメ営業マンを含めて、メーカーの営業マンをたくさん見てきました。

後輩を育てる立場も経験しています。だいぶ、営業に向いていない人の特徴が分かってきたので紹介します。

人見知りはダメ。コミュニケーション能力が低いとムリ。挑戦できる人でないと・・・。

そんな他のサイトにも書かれてることを紹介してもつまらないので、本音や裏話をお伝えします。

トップ営業マンは格好いいなと思って、憧れてこの職業を選んだ私ですが。

たとえば、自分の息子が就職活動で営業マンになりたいと言い出したら、厳しい現実を伝えますよね。

そんなつもりで、書いていこうと思います。

これから営業の仕事に就職や転職を考えている方に参考にしてもらえたら嬉しいです。

ちなみに、私は医療関係のルート営業をしています。独自の偏見が多分にあることは先にご了承下さいね。

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営業に向いていない人の特徴①いい人でいたい!ウソをつけない人は自己嫌悪になります。

営業という職業は売るのが仕事ではありません。会社に利益をもたらすのが仕事です。

なので、仕入れや原価に利益をできるだけ多くのっけて売る必要があります。

困った

値段はがんばらせて頂きました!

申し訳ありませんが、これ以上はムリです!

よろしくお願いします。

こんなことを言いながらしっかり利益を確保している。そんなことは日常茶飯事です。

生真面目な人はウソをついていると自己嫌悪を感じるでしょうね。

そういった人がやってしまう一番いけない事が、利益を削って安く売ってしまうことです。

お客様に喜んでもらえれば誰だって嬉しいです。でも、安く売って喜んでもらうなんて猿でもできますよ。

安売りはしないとプライドを持たないと営業マンはやっていけません。

 

どうやって気持ちに折り合いをつけるかが大事です。

ウソをついて騙して金をまきあげている営業マン。

自分のことをそう思ったら、営業どころか自分までイヤになるでしょう。

そこで、営業マンは自分にとって都合のよい解釈をして、自分を納得させます。

営業マンは利益を確保しつつも、お客様に信用、納得してもらうために必要な存在

こんな風に私は思っています。要は、お客様に気持ちよくお金をはらってもらうためのマスコットですね。

マスコットだからこそ、演じる必要があると思っています。

困った

いやあ、こんなに安くされちゃったら・・。

たくさん買ってもらわないと、ボクはクビになっちゃいますよ。

仕方がないなぁ。がんばってくれてるし、買ってあげるか。そう思ってもらえたらラッキーですね。

相手によってどんな言葉やキャラがヒットするか試行錯誤しています。

気持ちよくお客様にお金を払ってもらうことは大切です。

『自分は営業マンに勝って得している』そう思ってもらうように見せるのです。

もちろん、付加価値をつけるつもりで早めの納品を心がけています。

サービス面でも、できる限りの対応はしてますよ。

 

まあ、私の場合はこんな感じで自分を納得させましたが・・。

自分を納得させるのが一番大事ですから、自分の中でしっくりくる答えを見つけることが大事ですね。

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営業に向いていない人の特徴②ビビリな人。怒られるのが恐い人は向いていない。

営業マンは人に直接会いに行くのが大事です。

私の場合はルート営業をしているので、相手が仕事をしている途中にお邪魔します。

関係性ができていれば、フツーに同僚みたいに扱ってもらえますが、最初の頃はそうではありませんでした。

お客様の機嫌が悪かったりして、タイミングが悪いと怒られることもありましたね。

そのタイミングがオッケーなお客様なのか。ダメなお客様なのか。人によって個人差があるので分かりません。

最初は手探りです。当然、怒られることもありますよ。

あるお客様なら大丈夫なタイミング。他のお客様だと非常識なタイミング。怒られるまで分かりません。

タイミングを例に出しましたが、それだけじゃありません。会話、提案、いろんな場面であります。

自分がフツーだと思っても、相手の中に地雷になるポイントって意外とあると感じました。

結局、一回怒られてこの人の場合はダメなんだと学ぶことが大事です。

何かを学びとれば、叱ったり怒ってもらえたら、ありがとうと思えますからね。

まあ、正解のない世界なので行動して失敗しないと何も分からないわけですよ。

ときには相手によって非常識な奴だと思われることもあります。

そこで、ひるんでしまってはダメなのです。

でも、怒られるのが恐い人、ビビリな人は失敗をしないために慎重になります。

結果、行動量が減るので結果に結びつかなくなります。

人に対して都合よく鈍感にならないと、人間関係で気を病んでしまいますよ。

 

『あの人、Kentoさんのこと、絶対キライだよ。だって・・・で、・・・だし、』

先日、そんなことを言われて私は驚きました。

『えっ、あの人、オレのこと好きだろうと思ってたんだけど・・』

嫌われてるなんて、マジで可能性すら考えたことがありませんでした。

自分がいい意味で鈍感になったなぁと感じました。

自分に起きたことを悪く捉えるのか、都合よく捉えるのかってすごく大事ですよ。

いろいろな人と関わる仕事だからこそ、相手のことを考え過ぎてしまうと心がもたないのです。

『あの人を怒らせてしまったかも』『嫌われたかな』考えていたら、無駄に消耗しますからね。

メンタルが強い人は耐えられる人ではありません。

ドントマインド。気にしない人でもありません。

ノープロブレム。そもそも、問題なんてどこにあるの?マジでそう思える鈍感な人なのです。

まあ、慣れなのですが。

そんな鈍感で楽観的な人に自分はなりたくない。そう思う人は、営業はやめた方がいいかもです。そう私は思います。

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営業に向いていない人の特徴③プライドの高い人。理不尽に対して頭を下げられない人はムリ。

営業マンは会社と取引先の人間関係の緩衝材みたいな存在です。

取引先やお客様が商品に不満があったりしたら、真っ先に営業マンに怒りをぶつけてきます。

商品が不良品だなんて、自分の責任じゃないよ。そう思っても頭を下げないといけません。

思ってることが態度に出てしまったら、火に油な展開になりかねませんからね。

もう必死に申し訳なさそうな顔をしながら、謝りますよ。

プライドが高い人には、すごいストレスを感じるでしょう。

『絶対お客様の勘違いだよ、間違いない』そう思いながら、必死に頭を下げないといけないこともあります。

『あ、勘違いだったわ』そうお客様が言ったら、『分かりづらくて、すみませんでした』笑顔でそれくらい言えないとダメですよ。

 

私自身、土下座も何度か経験したことがあります。

土下座ってやってみると分かりますが、自分ってこんなにプライド高かったんだと感じるくらい精神的にきますよ。

理不尽だと感じるほどに、自分の心を強く押し殺す必要があるからです。

自分の気持ちに反する言動って、やっぱり人間、生理的に受けつけないのが分かりますね。

頭の中でやるべきだと思っていても、胃の辺りがムカムカしますよ。

でも、慣れてくると土下座で済むなら、お安い御用じゃんと感じるようになります。笑

ぶっちゃけ自分が土下座するなんて学生時代は想像したこともありませんでした。

土下座できる?と聞かれたら無理と答えたかもしれません。それくらい私自身、プライドが高かったからです。

まあ、全ての営業マンが土下座するわけでもないので、そんな可能性もあるんだーと思ってもらえれば大丈夫です。

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営業に向いていない人の特徴④自己アピールをうまくやることに嫌気がさす人

営業会議などは上司へのアピール合戦みたいな一面があります。

たまたま上手くいった案件を、いかに自分が必死にがんばってものにしたのか。

うまく話して、自分の努力と実力のおかげだと上司から評価されないといけません。

『たまたま上手くいきました』正直に話しちゃう人は、自分のクビを締めることになります。

でも、こういうことって誰も教えてくれないんですよ。

教えちゃったら自分が不利になりますからね。

正直、私は真面目で人を疑わない性格なので、気がつくのに時間がかかった方です。

わざわざウソをついた方がいいよって言ってくれる人はいません。

まあ、みんなウソではないギリギリのラインを話すわけですけどね。

うまく自分の実力を大きく見せるって本当に大事です。

 

浅ましいですよね。学生時代の私ならイヤだと感じます。

でも、人からどんな印象をもたれるかは大事ですよ。

結局、人間の行動を決めるのは好き嫌いですからね。

がんばっていると思われる人。自分の中で好感度が高い人。

そんな人に上司も取引先も、有利な情報やアドバイスを流したりします。

営業は数字が全て。そうは言っても、人の気持ちは数字を上げるうえで大事です。

『がんばっている人は報われて欲しい』という気持ちは誰もがもっていますからね。

がんばっている自己アピールをうまくやりましょう。

 

たとえば私は取引先に朝一で行く用事があるときに、積極的に仕事熱心な姿を人に見せてアピールしますよ。

朝は忙しいので営業したりしませんが、挨拶をして自分の存在感を強調します。

『この営業マンの方、こんなに朝早くに来ているんだ』

相手の印象に残れば、どこかで役に立つときがきます。

まあ、そんなに思惑通りに行くとは限りませんけどね。

芽が出るか分からないタネをいろいろまいておくのも、営業マンの仕事だと私は思っています。

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営業に向いていない人の特徴⑤頭でっかちに考えて行動しない人は向いていない。

こんな自己アピールなんて、効果があるのか分からないと思いますよね。

無駄じゃないかと考える人も多いと思います。実際、話を聞いて行動に移す人は少ないでしょう。

まあ、私もやってみたい人だけやればいいと思います。

ただ、これだけは覚えておいて下さい。

頭で考えて理屈をこねて行動しない人は営業マンに向いていないです。

 

営業マンは特に最初の頃は、うまくいきません。

運が良いと仕事をもらえるくらいです。ただのラッキーなんですよ。

たまたまタイミングよく来てくれたから頼んでみようか。そんなもんです。

スキルも勘も全部、行動しないと得られません。戦略なんて考えても最初はあまり意味がないです。

ある程度経験値を積んでも、やっぱり行動した結果のラッキーな要素は強いですね。

本当、行動が全てなんですよ。

断られることの連続。提供したサンプルも作った見積もりも無駄になった。

そう現実的に考えてしまうと、アホらしくなってきます。サボりたくなります。

自分の仕事が無駄になったという徒労感ほどイヤな感情に繋がるものはありません。

人は感情の生き物です。考えよりも前に感情が先行します。

だから、イヤな感情になってくると、無意識に行動しない理屈を考えて正当化してしまうんですよ。

この事実はすごく大事です。ほとんど無意識レベルですからね。

『感情に負けて行動しない理屈を作っている』そんな自分に気づくのは難しいです。

でも、周りの人はその人の行動しか見ません。

結果、何も考えずに行動できる人だけが経験値を積み重ねます。

周りからも応援されて上にいけるわけです。

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営業に向いていない人の特徴が当てはまっても大丈夫!結局、自分を変えられるかどうかが肝心!

営業に初めから向いている人は少ないでしょう。

ほとんどの人が営業に向いていない特徴を一つや二つもっています。

むしろ、世間一般的な常識のある人の方が営業には向いていないかもしれません。

でも、一番大事なのは自分の心次第です。

自分を少しずつ変えていける人』『環境に順応させて自分の感じ方すらも変えられる人

これが営業に向いている人の一番の特性だと私は思います。

たとえば、土下座にしても繰り返していれば、大して心の抵抗がなくなってきます。

自分の感じ方すらも、徐々に人は変えられるんですよ。

そこは自己説得や慣れなど、いろいろ必要ですが、自分を変えるのがイヤな人はずっとできません。

イヤな気持ちに負けてしまいます。

だからこそ、自分を変えていける勇気?必死さ?が営業には必要になってくると私は思いますよ。

営業は肉体労働と比べれば身体的な苦労は少ないです。

ストレスなど精神的なものをやり過ごせる人にとっては楽な仕事だと感じますよ。

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