こんにちは、Kentoです!
会社の愚痴や悪口を言うのはダメ。そう一言で片付けてしまうのって、どうでしょうか?
私自身、『愚痴、不平不満、文句、悪口』は言いません。
『~だったら、~れば』などの、たられば話も好きではありませんでした。
時間の無駄。問題解決にならない。意味がない。
そんな風に思っていました。『そういうこと言う人=ダメな人』で片付けていました。
でも、アラサーになって考え方が変わってきましたよ。
愚痴や悪口などの本音を話せる人の方が、その人らしさが分かって面白いなと思います。
それに、本音を話せる人、話せる場って世の中で少ないんだな・・。と感じるようになりました。
だからわざわざ、高いお金を払ってお酒を飲みながら、愚痴を聞いてくれる人を求めているのかもしれません。
会社の愚痴や悪口を言うのはダメ。そう考える人が多い世の中で、本音や弱みを聞く。ありがたい人になれるチャンスです。
それに、その人の弱音を聞けば、そんなことがストレスなんだ!と感じることがあります。
自分はストレスに感じないようなことが、他の人にとってはストレスだったりします。
それこそ、あなたの強みです。普通の人がストレスなのに、自分は何とも思ってない。すごいことですよ、それ。
この記事では、会社の愚痴や悪口を聞く大切さを伝えていきます。
会社員を続けていくなら、人間関係を大切にしておくといいですよ。どこで誰に助けられるか分かりませんからね。
同時に、私の体験談から会社の愚痴や悪口から自分を知るコツを紹介していきます!
会社の愚痴や悪口を言うリスク?そんなの誰だって知ってるよ!選ばれたって考えてみれば?
会社の愚痴や悪口を言えば、上司に密告されるリスクがある。
そうなれば、会社での立場が不利になります。やめましょう。
そんなの誰だって知ってますよ。そこまで考えないバカは滅多にいません。
実際、会社の愚痴や悪口を言う人だって、相手を選んでいると感じませんか。
もし、あなたに話をしてくるとしたら、それだけ信用されているってことですよ。
自分を売るようなマネはしない。そう普段の言動から判断した結果です。
会社の愚痴や悪口を言う人が会社の同僚だとしたら、案外うれしいことかもしれませんよ。
だって、職場の人なら自分のいい加減な部分やズルいところも見られちゃうじゃないですか。
仕事をしていればトラブルだっておきます。疲労で余裕がないときもあるでしょう。
そんな時に、どんな人なのか分かります。
格好つけているだけなのか。
本当に格好いい人なのかとか。全部分かります。
仕事に対する姿勢って、その人の本質が見えるなって思いますよ。
まあ、何が見えてくるかは、ともかく。
とりあえず、会社の愚痴や悪口をあなたに言ってくる人がいたら。
話しても大丈夫な人と判断されているのは間違いないでしょう。
信用されてるって考えると、なんだか悪い気はしないですよね。
会社の愚痴や悪口って、実は本気じゃないですよ。共感をしてもらいたいだけ。
会社の愚痴や悪口を言う人は、別に本気で言っているわけではありません。
実際、いろいろ悪く言っても会社を辞めないですからね。そういう人は。
何のために話すの?ただ話すことが目的です。話すこと自体が快感なんですよね。
もう少し言うと、会社の愚痴や悪口を言う人が求めているのは共感です。
ただ話を聞きながら、相づちを打って共感の言葉を口にして欲しいだけなのです。
問題解決のアドバイスをしなければ!そう考えずに、気楽に聞けばいいのです。
たったそれだけで相手に喜んでもらえるなら楽じゃないですか。
仕事中でも時間に余裕があるなら、しっかり手を止めて聞いてあげると満足してもらえますよ。
特に、相手が感情的になっているほど、その瞬間に聞いてあげましょう。
一番、話を聞いて欲しいタイミングで聞いてあげる。すごく相手はスッキリします。
本来、人と信頼関係を築きたかったら、相手の求めていることを知って与える必要があります。
でも、相手の求めていることを知るって難しいんですよ。その時々で変化していきますからね。
それに、そもそも人って普段は本音を話さないです。探ろうとしても、当たり障りのないことを言われて終わります。
でも、会社の愚痴や悪口を話してきたときは、相手が聞いて欲しいと間違いなく求めています。
今、この瞬間に確実に相手の欲求が発生しているわけです。
しかも、普段の上っ面なコミュニケーションではなく、本音です。貴重なその人らしさがわかる瞬間です。
ちょっとくらい目の前の仕事を後回しにしてでも聞いた方がいいかも。そう思えてきませんか?
私はあえて、仕事の手を止めて聞いてあげるようにしています。
打ち解けるきっかけになりますよ。職場に本音を話せる人ってお互い嬉しいことですからね。
【体験談】会社の愚痴や悪口を聞いていると自分の強みが分かる!
『えっ?そんなことでイライラしてるんだ?』会社の愚痴や悪口を聞いているとよく思います。
人が感情的になるポイントって、人によって全く違うのだな改めて感じます。
言い方を変えれば、人がストレスを感じる理由は全然違うってことですね。
ここを意識して会社の愚痴や悪口を聞いてみると、自分を知るきっかけになります。
ここからは私の体験談です。
とあるハゲ上司の愚痴や悪口を同僚が話してきました。(以下、実際の会話に近づけるためハゲ上司はハゲと言います)
後輩:本当にあのハゲ、ムカつきますよ。
ボクのことを部下というより、人として思っていない感じがするんですよね。
便利な駒とか使い魔だと思ってますよ、絶対。
実際、バカとか言ってくるときフツーにありますしね。
私:うん、分かる分かる。特に、○○くん(後輩)に対する扱いはひどいよね。
オレなら絶対、一度や二度はキレてるわ。はっきりといい加減にしてくれと言っちゃうかな。
後輩:はっきり言えば、たぶん大人しくなりますよね。
言ってやりたいですよ、ボクだって。でも、上司を前にすると言えないんですよね。
あ~、家に帰ってもイライラしてそうです・・・。
実は私はそのハゲに対して、はっきりと言いたいことを言ってます。笑
感情的になってキレたのではなく、ここははっきり言って大丈夫だなと思ったタイミングで言いました。
後から状況説明をしたら聞いてくれた人の支持を得られる状況を待っていました。
『あなたって、言い方で損する人ですよね。部下だから立場上、あなたの指示に従いますけど・・。
バカとか言われて誰もいい気はしませんよ。私はもちろん、周りの人も不快に感じます。
バカなんて言葉を口にして、部下や職場の士気を下げるのって、上司としてどうなんですか。
あなたにも言い分があると思うんで、部長の前で話して下さし。どちらが正しいか判断してもらいましょうか』
以前からバカと言うのにイラッとしたので、何て言うか考えておいて、冷静に淡々と言いました。
部長も別のフロアにいるから、すぐに話せるタイミングです。
『オレが悪かった。もう言わないよ』上司は一言、言いました。
もう私が嫌われているのは分かってたから言えましたね。
マイナス100がマイナス110になっても、何も変わらないわ。そう思っていたからですね。
後輩にこの話をしても、やっぱりハゲに何も言えないんですよね。
物怖じせずにはっきり言えちゃうのは、自分の長所だなと感じました。
同時に、後輩の忍耐力もすごいと思います。真面目で裏切らない性格だと感じています。
だからこそ、私もたまに口裏を合わせてくれ!なんて頼むことがあるのですが。笑
会社の愚痴や悪口から、ずいぶん学べることがあります。
お互いの信頼関係を築くうえでも役に立ちます。
何事も、白か黒だけで判断しない方がいいですね。どうすれば役に立つのか考えるのも面白いですよ。
ただ、世の中には本当に愚痴や悪口しか言わない人もいます。
良くないことを指摘できる自分は賢いと信じている人ですね。
そういう人は5分くらい聞いて逃げるのが得策です。『頭いいね』とか言っておくと喜びますよ。
得られるメリットと、失う時間を天秤にかけながら判断するといいでしょう。