こんにちは、Kentoです!
中途で入社した会社が理不尽なことだらけで驚きました。
結局、その会社は3ヶ月足らずで辞めました。さっさと辞めて良かったと思っています。
ブラック企業って本当にあるんですね。
そこで働いていた人たちは、優秀なのに辞めようとしない不思議な人たちでした。
社畜・・・ですかね。もったいないですよね。
実際、私は転職して今の会社に入りましたが、給料上がったうえに楽になりました。
だからこそ、今でもそのブラックな会社の前を車で通ると、中で働いている人がかわいそうだなと感じます。
給料が良いから仕事が大変だとは限らないってことが分かって良かったです。
給料が低いうえに仕事がキツい。時給換算にしたらアルバイト以下。
そんなアホみたいな環境って本当にあるんですよ。
この記事では、そんな理不尽なことだらけの会社を辞めて良かったって話をしていきます。
たまたま入った会社があまりに理不尽だった。そんな人に、この環境は異常だと気づいてもらえたら嬉しいです。
理不尽なことだらけの会社はこんな会社だった!なぜ、そんな会社で人は働くのか?
私が入ったブラック企業は、とある会計事務所でした。
杖をついて歩くような年寄りの会長が一代で築いた会社です。
会長は怒鳴り散らすようなおじいさんでした。誰も逆らったりできない絶対の存在です。
上司の人たちも仕事に必死でした。入社した新人に何か教える余裕も全くない感じ。
全く何も教えない。独学でがんばって這い上がってこい。そんな無茶な空気感がありました。
仕事しない上司がいる会社って平和で、ある意味恵まれているんだって分かりましたね。
自分が上司になれば楽できるなら、まだマシ。上司になってもずっと苦しみながら仕事するなんて・・。
転職して落ち着いた今だからこそ、そこの社員は気の毒なだなと思います。
会計事務所だったので、会計士や税理士の資格をもっている人もチラホラいました。
世間一般的にいって、優秀な人たちですよね。
そういった人たちでも、その環境に染まってしまうと疑問や不満をあまり抱かないようでした。
普段吸っている空気は、実は良くない空気だよ。そう言われても信じられないのと一緒かもしれません。
今まで頑張ってきた自分を否定することになるから、拒絶してしまうのでしょうか。
いや、毎日が必死過ぎて、そんなことを考える余裕もなかったのかもしれません。
『自分は会計事務所でしか働けない。他の会計事務所よりは、慣れ親しんでいる今の職場の方がマシ』
そんなことを言っている人がいました。うん、ただの残念な思い込み・・・。
他の会計事務所のことは分かりませんが。染まっていない私には、洗脳されてると感じました。
『こんなスパルタな環境でがんばる根性があれば、他の仕事を一から始めてもいいのに』
私の正直な感想です。なんだか哀れむ気持ちになったのを覚えています。
もちろん、言っても分かってもらえませんでした。まあ、無理ですよね。
人生は自己責任。給料とかよりも、本人の納得が一番大事なのだろうな。
その人にしかない考えや価値観があるのかもしれない。
そんな言葉で自分を納得させました。諦めるしかありません。
同時に、以前読んだ本の話を思い出しました。
アメリカで南北戦争が終わって、奴隷たちが解放された時の話です。
奴隷たちは自由になりました。どこにでも好きなところに行ける状況です。
でも、なかなか行動できなかったそうです。
驚いたことに多くの奴隷はしばらくの間、奴隷だった頃の仕事を続けました。
結局、人は昨日と同じ今日を過ごしていくのが一番安心できるってことでしょう。
ちなみに、脳の機能の問題みたいですね。人間の仕組みみたいなものです。
脳は昨日と同じ行動をすることが一番安全と判断します。だから、脳は安心感を作るようにできています。
逆に普段と違う行動をする時は、その行動にブレーキをかけるために脳が不安な感情を作るそうです。
結果、30代ともなれば、日常の行動の9割は習慣からの行動になります。
転職して環境を変える。そんな大きな変化を起こすのは勇気がいることです。改めて思いました。
知識として知っていれば、転職するときの不安を『コレが脳が作る不安か』と客観的に見られます。
不安を味わいながら、『でも決めたことだから』と進んでいけます。
感情は時に正しくない。知っていないと対処できないですよね。
理不尽なことだらけの会社を辞めて分かったこと。就職活動は難しくない。
人が本気で変わろうと思うのは我慢の限界に達したとき。もう耐えられないときです。
なんとかしなければと尻に火が付いて、ようやく走り出します。
もうこのままじゃ死んでしまうかも!それくらいに思ってようやく決断できます。
ただ、私の場合は我慢の限界が早かっただけの話。
まあ、早かれ遅かれなら、早い方がいいのは間違いない。そう自分に言い聞かせました。
会社を辞めると就職活動が大変だと思われがち。でも、そんなに大変ではないですよ。
気楽に続けていれば、いずれ自分が働き続けていきたいと思える会社に出会えます。
タダだし5分で済むから登録しておけば情報が入ってきますよ。
休日の時間ができた時にでも眺めていれば、意外と面白い求人が見つかります。
自己分析で自分の強みも分かるので面白いですよ。
転職すれば、ようやく努力が正当に認められるじゃないですか。
体を壊したり精神的に限界に達して、いつ辞めるか分からない会社に勤めているよりも希望がもてますよ。
むしろ、下手に3年は働かないとって粘ってしまう方が転職活動は不利になります。
35歳を過ぎると、全く未経験の仕事に就ける可能性がガクンと減りますからね。
若いうちに転職をすれば、今の会社との出会いはブラック企業の体験学習だったと割り切れます。
社会勉強だった。人生のネタになったと思えますよ。
理不尽なことだらけの会社の辛さは経験した本人しか分からない。
そうだ、若いうちの転職が大事だ!そう思ったときに、障壁になるのは両親など周りの人の存在です。
入った会社を辞めたいと言い出せば、根性がないなどと言い出すでしょう。
若いうちこそ転職するのが大事なのに、若いうちほど理解されません。
このまま転職を繰り返すのでないか。そしたら、フリーターか?
そんな勝手な妄想と不安から、いろいろ理屈をつけつつ感情的になって親は説得しようとしてきます。
私の場合もそうでした。3年くらい続けないと、今の会社と自分が合っているのか分からない。
そんな訳の分からないことを言いだしたので、ガンガン私も反論したのを覚えています。
まあ、私の両親は安定志向で転職経験がない人だったので、最初から理解してくれるとは思っていませんでした。
理解しなくても、いざとなったら勝手に辞める。そんな話をして親がようやく折れましたけどね。
結局、苦しい環境なんて本人にしか分からないことです。
どれだけ詳細に理不尽な体験を語っても、話を聞く人は自分の想像の中でしか理解できません。
まあ、要するにどれだけ理不尽に苦しんだかは経験しないと分からないわけですよ。
だからこそ、あまり周りの人の意見を聞きすぎないのが大事かなと私は思います。
もちろん、転職は人生を左右する大きな決断です。そんな簡単なものではありません。
決断にはエネルギーが必要です。だからこそ、少しでも余裕があるうちに転職サイトの登録は済ませておきましょう。
会社の理不尽に追い詰められて、気力を失った時は転職サイトの登録すらできません。
できるときに済ませておくのが大切です。情報も自然と集まってきますしね。
自分から行動を起こすって、とても大切です。
ひな鳥のように、ただ口を開けて待っているだけでは残り物しか与えられません。
自分から小さな一歩を踏み出すことが、チャンスを掴むことになります。
そのきっかけは、転職を本気でするつもりがなくても、転職サイトの登録を済ませておくことから始まりますよ。