こんにちは、Kentoです!
仕事ではやりがいや充実感、自分の成長が感じられると楽しいですよね。でも、上司からの評価も気になります。
自分は上司からどう思われているのだろうか。よく見てみると、上司の対応や反応が他の人と明らかに違うような気がする・・・。
視線を合わせてくれなかったり、二人きりになったら避けるように別の場所へ移動してしまったり。
もしかして、自分に原因があるのかも・・・。
考え始めると、いろいろなネガティブなことが頭に浮かびますよね。
・怒らせるような言葉を口にしてしまったのではないか。
・何か誤解をされているのだろうか。
考えても分からないからこそ、消耗しますよね。
自分が不当な扱いをされていると感じて怒りを覚える方もいるかもしれません。
あなたはたくさん悩んでしまって、気持ちが重くなっていませんか。
学生時代ならそんな人とは関わらなければいいで済みますが、会社の上司となってはそうもいきませんからね・・・。
私も上司に嫌われている気がして気持ちが重くなりました。気になって眠れずにモンモンとした時期がありましたよ。
このまま眠れない夜が続くようだと病んでしまうかもしれない・・・。
辛いので自分でなんとかするしかないと強気にアクションを起こしてみました。
この記事ではそのアクションを紹介していきます。
結果的に、少なくとも悩まないようにはなりました。
思い悩んで苦しんでいるあなたの心が少しでも軽くなったら嬉しいです。そんな願いを込めて・・・。
上司に嫌われている気がするので、直接上司に聞いてみた
相手は自分の上司。自分も会社を辞めるつもりなかったので、喧嘩するわけにもいきません。
そこで相談したいことがある、と二人きりになって聞いてみました。
わざわざ時間をとってもらってすみません。実は気になっていることがありまして・・・。
単刀直入に聞きますが、私はあなたから嫌われいる気がします。避けられているように感じます。
自覚がないのは申し訳ないのですが、何か悪いことを謝りたいと思います。
私の何が良くなかったのでしょう
よくこんな勇気のある行動に出たな、と思うかもしれません。
人間苦しくて仕方ない状況になると、何かしら状況打破のために自分から動くしかない、と悟ります。笑
我ながら思い切った言葉でしたが、上司の返答はあっさりしたものでした・・・。
いや、別にお前のことを嫌ったりしていないし、避けたりしていないよ!
結果、大人の対応をされました!流石に社会人経験が長いだけありますね。笑
『そうだよ、オレはお前のことが大嫌いなんだよ!』とか言われても言い返せるくらい半ば興奮していたのですが。
完全に片すかしをされた感じです。
あなたも、上司という社会人経験が豊富な人間を相手にすると大人の対応をされる可能性が高いと思いますよ。
上司に直接聞いてみるというのは得策ではなさそうです。
その時、私は思いました。
問題は上司ではなく自分の心の中にあるんだろうな、と。
次章ではどんな言葉で自己説得を試みたのか紹介していきます。
上司に嫌われている気がするのは事実ではない。解釈であり思い込み
私が上司に質問をしたときに上司の答えが『そうだよ、オレはお前のことが大嫌いなんだよ!』だったら、上司に嫌われているということは事実です。
しかし、大人の対応とはいえ、上司が嫌っていないと主張をしました。
そうなると、上司に嫌われている気がする、というのは事実ではなく解釈です。
ちなみに私の場合、上司に嫌われている気がして悩んでモンモンとして眠れませんでした。これは事実です。
自分に自信がある、自信がない、という話と本質は一緒ですね。
自信は目に見える物でも、形のあるものでもありません。
心の中のものなので、あると言えばあるし、ないと言えばないものです。
上司に嫌われている気がする。これもあなた自身の心の中のものです。
要するに、解釈は思い込みに過ぎないものなので、考え方によって自由に変えることができるんですよ。
上司に嫌われている気と考えることも、嫌われていないと考えることも自由。
なら、嫌われていない、と前向きに考えた方が良いですよね。
一方、嫌われている気がすると思うことはデメリットがあります。
頑なに上司から嫌われている気がすると思い込む。すると、上司から嫌われる結果を招いてしまいます。
なぜなら、人は無意識レベルで思い込み、解釈を肯定するように理由を探してしまうからです。
これを心理学では『自己成就予言』と言います。
相手が自分のことを嫌っていると思い込んだとしましょう。少なからず、その人は行動が変わりますよね。
その行動の変化から、相手も自分は嫌われていると思い込むことになります。
お互いが嫌われていると感じた人間関係はうまくいかないでしょう。
やっぱり、嫌っているとしか思えない、という理由ばかりが見つかります。
結果、やっぱりあの人は自分のことが嫌いだったんだ、と自分の予言を成就させてしまうという話です。
本当は嫌っていなかったとしても、間違った思い込みからお互い嫌いになってしまうことがあるんです。
上司に嫌われている気がする、という思い込みはマイナスにしかなりません。
嫌われている気がする、という思い込みを変えていこう。そう決心して行動しました。
具体的には、自分から積極的に上司に話しかけて絡んでいきました。
大人の反撃?人は自分に好意をもってくれる人を嫌い続けるのは難しい!
心理学の本を読んでいた時に『人は自分に好意をもってくれる人を嫌い続けるのは難しい』という一文を見つけました。
理由はどんな人でも、自分はいい人でありたい、という欲求があるからだそうです。
自分に好意を向けてくれる人には好意で応えるいい人でありたい、という心理が働くようです。
私は新しいことを知ったら試してみることが好きです。本当なのか知りたくなります。
上司がそっけない態度なので、私もしっかり挨拶をしていませんでした。
そこで上司に対して、元気に笑顔で挨拶をすることから始めました。
また、積極的に仕事とは関係ないプライベートな話題にも踏み込んでみるように心がけました。
年代が違うので共通点を見つけるのは難しかったです。
比較的、子どもの話題は盛り上げやすかったですよ。
上司が子どもに対してプレゼントを買ってあげたり、遊園地に連れて行ってあげた、みたいな話を引き出します。
それはお子さんも喜んだでしょう、みたいに私が褒めるように相づちを打つ。このパターンがうまくハマりました。笑
コツは『いいお父さんですね』と直接言ってしまうのではなく、遠回しに言うようなイメージです。
金曜日の仕事はけっこうハードだったのに、
土曜日には家族で遊園地に行ってきたんですか!すごいですね!
クリスマスだからって、
仕事の後に寒い中プレゼントを買いに行ってきていたんですか!すごいですね!
振り返ると、『上司が実際にとった行動』に対して『すごいですね!』しか言ってませんね、ほとんど。笑
まあ、そんな単純な褒め言葉でも、それなりに人は喜ぶってことですね。
その上司は『いいお父さんである』というセルフイメージを大事にしていました。
嫌いな上司でも誰かにとっては必要な存在ですからね。
子どもにとっては優しいお父さん。そんな一面もあるわけです。
結果的に、私の中でその上司に対する多少の好感が芽生えたからでしょうか。
いつの間にか、上司が私のことを嫌っていると思わなくなりました。
あなたも上司に嫌われている気がする、と感じることで、その上司を嫌いになってしまったかもしれません。
その関係が辛い、思い込みで消耗してしまう、と思うなら、
上司の良いところを意識して探したり、元気に笑顔で挨拶することから始めてみるといいですよ!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!